
日本食糧新聞社主催、農林水産省後援の「第5回介護食品・スマイルケア食コンクール」(協賛=伊那食品工業、日清オイリオグループ、林原、特別協力=中央化学)が19日、東京都品川区の中央化学東京オフィス・ショールームで開催され、テーブルマークの「ひじきと野菜の豆腐揚げ」が農林水産大臣賞を受賞した。
今回は第5回記念部門として「食品素材・材料部門」を新設し、全5部門で61社104商品の応募があった。メーカーや卸売業などで介護食品に携わる22人の審査員の試食による第1次審査を経て、33商品を選出。第2次審査では産学から広く選定した専門家11人で構成する審査委員会による試食・審議を経て、農林水産大臣賞1点、農林水産省食料産業局長賞4点、審査委員長賞10点、入賞9点を決定した。
審査委員長を務めた金谷節子金谷栄養研究所所長は「昨年に比べると、本当にレベルが上がった。レパートリーも広がり、これからもどのような商品が出てくるか楽しみだ」と講評。さらに「今後は外国に販売していくためのメニューがあっても良い。そうすれば、農水省の施策にも応えることができるのではないか」と期待感を示した。
受賞商品は、4月17~19日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される第22回ファベックス2019で実物展示を行う。表彰式は18日に会場内で行われる予定だ。