HOME  >  FABEX2018 オープニングセレモニー

FABEX2018 オープニングセレモニー

2018年04月11日

 
日本食糧新聞社主催の「第21回ファベックス2018」「第15回デザート・スイーツ&ベーカリー展」と、同時開催の「第6回食品&飲料OEMマッチングEXPO」「第5回ハラールマーケットフェア(併催:第1回オーガニックフードEXPO)」「第43回食肉産業展2018」「第9回ワイン&グルメジャパン2018」「2018麺産業展~そば・うどん~」との7展が11日、東京都江東区の東京ビッグサイト東1~4ホールで開幕。2万5099人が来場し活発な商談が行われた。

11日午前9時20分から東2ホールガレリア前で、「ファベックス」「デザート・スイーツ&ベーカリー展」「食品&飲料OEMマッチングEXPO」「ワイン&グルメジャパン」「ハラールマーケットフェア」「オーガニックフードEXPO」の合同開会式を開催した。

来賓に新井ゆたか農林水産省大臣官房輸出促進審議官、村上秀徳食品産業センター理事長、佐藤総一郎日本惣菜協会会長、石原葵日本べんとう振興協会代表理事・会長、沼本忠次日本鉄道構内営業中央会事務局長、右田俊幸日本フードコーディネーター協会副会長、主催者として今野正義日本食糧新聞社代表取締役会長CEO、加藤信協同組合全日本洋菓子工業会理事長、宮崎元一郎ケルンメッセ日本法人代表取締役社長、岡勝利ファースト代表取締役社長、徳江倫明オーガニックフォーラムジャパン会長、片岡寛ファベックス2018運営委員長(一橋大学名誉教授)、同運営委員の見目洋子専修大学商学部教授、浅田剛夫井村屋グループ代表取締役会長(CEO)、小平昭雄 惣菜・べんとうグランプリ副審査委員長(惣菜サミット会長)、金谷節子 介護食品・スマイルケア食コンクール審査委員長(金谷栄養研究所所長)が参列し盛大に執り行われた。



今野正義 日本食糧新聞社代表取締役会長CEO
 

片岡寛 FABEX運営委員長(一橋大学名誉教授)


新井 ゆたか 農林水産大臣官房輸出促進審議官


■主催社挨拶 今野正義 (日本食糧新聞社 代表取締役会長CEO)
今回は8万人の来場を目指しまして、「第21回ファベックス」、ならびに、「第15回デザート・スイーツ&ベーカリー展」、6回目の「食品&飲料OEMマッチングEXPO」、また、5回目の「ハラールマーケットフェア」、そして「ワイン&グルメジャパン2018」、「2018麺産業展」「食肉産業展2018」の総合業務用食品全体の7展合同の展示会にご出展、ご来場を賜りまして誠にありがとうございます。

本日はご後援を賜りました農林水産省から齋藤大臣の代理として、新井ゆたか審議官のご臨席を賜ったのを始め、多くの出展関連産業代表のご参列を頂戴致しまして、心から感謝申し上げます。

本日ここに開会を宣言致します。

このファベックス展は、1998年・平成10年にスタート以来、惣菜デリカ・弁当・中食・外食・給食・配食業界など、日本における唯一最大の業務用食品専門展示会として、皆さまの力強いご支援をいただきまして、お陰様で今回21回を迎えました。

また、和洋菓子・デザート・飲料製品から素材までのトレンドを一同に会しましたデザート・スイーツ&ベーカリー展は、本年も全日本洋菓子工業会様と共催で、歴史をつなぎ15日目の開催を迎える事が出来ました。

同時開催の麺産業展、ワイン&グルメ展、食肉産業展を加えました7展総合の食品合同展示会は、まさに、春の欠かせぬ食品界、最大規模を備えた課題解決を目指した活力満杯、必見の展示会となりました。人と食とビジネスを繋ぎ、明日の産業振興の一大イベントとして年毎に、期待と規模が膨らんでいます。惣菜、デザートなど、7展の各業務用、展示商材は、全て、食品界期待の主力成長産業に発展しています。未来へさらに商機拡大の場として、牽引の役割を果たせることを願ってやみません。

今回も厳しい経済、生活環境を乗り越え、各方面から力強い積極的なご賛同を得まして、7展合わせた出展企業数は、964社、昨年27社増、出展小間数も1566小間、前年比44小間増という、いずれも過去最高の規模で開催が出来ました。

産業の振興に合わせ、魅力や価値を発信する、見せる、伝える、業務用専門展示会も、春本番と共に、さらに大きく膨らんでいます。産業振興の歴史を積み上げつつ、共に21回も開催ができましたこと、望外の喜びであり、ご後援をいただきました農林水産省を始め、片岡寛・運営委員長様など、本日ご出展の関係の皆々様方に、心から感謝を申し上げます。

また、今回も活性化提案としましては、①惣菜・べんとうグランプリ②介護食品・スマイルケア食コンクール③アシエットデセール・コンテスト④コーヒー・ラテアート世界選手権、さらに、いま注目を集めます⑤オーガニック分野の新規出展など多層多彩な開催となりました。
今回の展示会では特に、「社会変化がもたらす「食の新たな使命」へ挑戦!!」を大テーマにしています。ご来場の皆さまには、どうぞ新しい活力、繁栄に向けた、未来ビジネスの芽や、新価値発見、需要喚起策をぜひつかみ取っていただきたいと存じます。出展企業様にとってもぜひ新たな活動へ、一歩踏み出すきっかけの場になっていただければうれしい限りです。

最後に、開催関係者、全ての皆さまに、心からの、謝意を申し上げまして、開会のご挨拶と致します。本日はどうもありがとうございます。
 

■主催社挨拶 片岡寛 (ファベックス運営委員会 運営委員/一橋大学名誉教授)
この度は「ファベックス2018」にご来場いただき誠にありがとうございます。ファベックス運営委員を代表し、ひとことご挨拶申し上げます。

ファベックスは、本年で21年目を迎えることができました。これもひとえに業界関係者、出展各社様、来場者様からのご支援の賜物と心から感謝し、厚くお礼を申し上げます。

さて、本年のファベックスのメインテーマは、社会変化がもたらす「食の新たな使命」へ挑戦!!としております。

私たちの社会がいま、過去に例のない、大きなうねりの中にいる事は、衆目の一致するところかと思います。わが国のもっとも深刻な問題となる変化のひとつは、急激な人口減少と少子高齢化でありましょう。日本の将来人口推計によると、総人口は2050年代に1億人を割り、2060年には9千万人台まで減少、生産年齢人口も2060年には4800万人を切るまでに減少するとされています。国内での市場規模が縮小し、労働力も減少していく中で、私たちはこれまでと違った、新たなビジネスモデルや成長戦略をつくっていかなければなりません。

一方、国外においては、新興国、なかでもアジア諸国のマーケットは拡大を続けており、アジア全体の市場規模は、2020年には230兆円ほどになると予測されています。和食の世界遺産登録や日本食ブームを追い風に、国内需要の縮小を補完する上でも、新たな海外市場の開拓と拡大が一層強く求められると考えられます。

さらには、ICTの急速な進化、ビッグデータやAI,クラウドなど第4次産業革命ともいわれる技術革新は、従来の大量生産・画一的サービスから、個々にカスタマイズされた生産・サービスの提供を、グローバルな規模で可能にしています。食品産業全体としても、これらの技術を積極的に活用したマーケティングと商品開発に取り組む必要が強まりましょう。

また、近年の自然災害の多発や地球環境の変化によっても農産物や水産物の供給構造が大きく変わる可能性が強まりそうです。加えて、新興国との間での食料をめぐる争いの激化や政治的不安定さの増大など食料価格の高騰に繋がる可能性も指摘されましょう。

これら多くの変化する課題によく面している今、安定して食を供給するために、私たちはどのような取り組みを行うべきでしょうか。

食に携わる私たちが果たすべき使命とは何なのか。それぞれの立場によって、様々な考えがあると思いますが、ひとついえるとすれば、自前主義や社内資源のみに頼ることなく、多様な人々、企業、ステークホルダー、地域や国が連帯して、「共に創造」して行く「オープンイノベーション」を広く構築することが重要ではないでしょうか。

今回のファベックスで、出展社、来場者の間で、様々な共に想像していくイノベーションの輪が広がり、食の新たな使命に向けた挑戦が行われていくことをご期待申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
 
新井ゆたか農林水産大臣官房輸出促進審議官
皆さんおはようございます。本日は農林水産大臣の齋藤がお招きいただきましたけれども、国会開催中でございますので、残念ながらここに参ることが出来ませんでした。非常に楽しみにしていたと聞いております。代わりましてわたくしが一言、お祝いの言葉を申し上げたいという風に思っております。

本日7展が合同で開催されるということで、ここにご尽力をされました主催社の方々を始め、出展社の方々にまずは厚くお礼申し上げる次第でございます。

このファベックス、21回ということでございます。それに加えまして、先ほど今野会長からご紹介のありましたとおり、第15回のデザート・スイーツ&ベーカリー展、それから第6回の食品飲料OEMマッチングEXPO、第9回ワイン&グルメジャパン、第5回になりますハラールマーケットフェア、それから第1回となりますオーガニックフードEXPOと、近年の食のトレンドをまさに包括的に取り込んでいく、そういう風な展示会になっている。そんな風に感じ入っているところでございます。

日本の食、少子高齢化の中で中々難しいのではないか。10年来にわたって、農林水産省では非常に危惧を抱いておりました。しかしながら、ここ数年間の、特に食品製造業の生産を見ますと、減るどころか増えている状況がございます。それは皆さまの努力で付加価値を付けていくということが起きているということと、やはり、食を楽しむ方がこれからますます増えていくということではないかと考えております。

特に食分野の支出というのは、大変うれしいことに、他の家計支出に比べて減ってはおりません。特に生活に密着する企業、あるいは、印刷物というのは急激な規模で市場が減っていることに対比しますと、食の分野というのは非常に皆さまの心を捉えているということだということがよくわかります。中でも日本の食は、国内だけではなく、海外のどこに行っても人気がある、という風に聞いております。海外の日本食のレストラン、これは5年間で倍に増えております。それからもう一つ、インバウンドで来た方の消費、日本国内で消費されております食料品は8500億円、それからお土産は3500億円ということで、約1兆円の消費が国内で海外のインバウンドの方が行っていただける、ということで、それも少子高齢化の中、国内消費を活発化させる一つの大きな要因になっているという風に思っています。

この日本の食が将来に向けて発展して行くためには、色々なかたちで皆さまの輪を紡いでいくこと、それから、新しいトレンドをきちんと捉えて、それに向かって、皆さまが色々生産されるとか、販売に熱中していただくということが発展のキーになっていくのではないかと考えております。まさに飛躍のための大きな場となるのがこの展示会であるという風に考えておりますし、この食品産業の分野、決して飽和することなく、将来に向かって大きな飛躍をしていくことを、わたくしも皆さまと一緒に、いろんなかたちで支援をしていきたいという風に考えております。ここで二つ、政府現場ではいま、生産性の向上ということで取り組んでおります。その中では一つ、付加価値を伝えるには、食品産業に携わる方々の、目指す正しいかたちで、生産性向上に向けて努力していくということ。それから、食品工場ではHACCPの取得を義務づけております。そういう安心安全な取り組みを皆さまと一緒にきちっとやっていくことが求められており、一緒に取り組んでいきたいと考えております。

きょうは8万人規模の方がこれから見えられるということで、わたくしも非常に楽しみにしておりますし、皆さまの輪がさらに一層広がっていくことを祈念致しまして一言ご挨拶とさせていただきます。本日はまことにおめでとうございます。
ページのトップへ